セカンドキャリアも期待値大だ。フィギュアスケート女子で2022年北京五輪銅メダルの坂本花織(25=シスメックス)が20日、報道陣の取材に応じ、26年ミラノ・コルティナ五輪を控える新シーズンを最後に現役を引退することを明かした。
北京五輪では個人で銅、団体で銀メダルを獲得。世界選手権でも22~24年に3連覇を果たすなど、長きにわたって第一線で活躍してきた。この日は兵庫・神戸市で唯一の通年型アイスリンクとなる「シスメックス神戸アイスキャンパス」の開業セレモニーで自身の胸中を吐露。今後はインストラクターとして、後進の育成にあたるという。
そんな坂本の決断に対し、あるフィギュア関係者は「年齢的にも今回のミラノ五輪が最後になると聞いていた。拠点の神戸に待望だった通年型のリンクができたし、引退後は指導を仰いでいる中野(園子)コーチの後継者として活動していくと思う」と指摘。坂本自身も神戸から世界に羽ばたく選手の輩出に意欲を見せている。
とはいえ、まずは最後のシーズンに全集中の構えだ。25年世界選手権は銀メダルだったが、坂本は「ミラノ五輪に向けて大事な経験だったんじゃないかなと思う。この悔しさはきっと必要な経験だなんだろうなと感じている」と語っていた。納得の形で競技人生を締めくくり、次なるステージへ足を踏み入れる。












