開幕から負傷者リスト(IL)入りしているレッドソックスの吉田正尚外野手(31)について、アレックス・コーラ監督は9日(日本時間10日)の本拠地ボストンでのレイズ戦前の会見で「(状況は)同じ。特に(アップデートは)ない」と説明した。一度中断した投球プログラムを5月21日(同22日)に60フィート(約18・3メートル)の距離で再開させ、その後、距離を75フィート(約22・9メートル)に伸ばしている。

 先週、4月まではキャッチボールの際で生じることがあった右肩の痛みは出ていないと話していたが、指揮官によると今でも「いい日も悪い日もある」という。ただ、悪い日というのは「痛みではなく、リカバリー(回復)の一環、そういうことなんだ。数週間前にも言ったように、(投げる)強度が上がるとやはり回復は良くないが、それは努力が足りないというわけではない」と説明した。

 試合前、デュラン、ラファエラ、レフスナイダーと中堅付近で行っていた外野守備練習を終えると、一塁側ベンチを通ってクラブハウスに引き揚げようとした。しかし、付近にいた6、7歳とみられる少年たちの呼びかけに反応するとフィールドに戻った。

 笑顔でサインに応じていたが、一人の少年が「今日は試合に出るの?」と直球質問。これには思わず苦笑い。「ノー」とだけ返答し、その後もペンを走らせ続けた。