WWEのPLE「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」(7日=日本時間8日、米カリフォルニア州ロサンゼルス)で行われた女子MITBラダー戦で、〝美しき狂気〟ジュリアは惜しくも初Vを逃した。
天井からつるされたブリーフケースを奪取すれば、いつでもどこでも最高峰王座に挑戦できる権利を得る。昨年9月にWWE入りし、今年5月にメインロースターに昇格。スピード出世を続けるジュリアにとって、MITB戦初出場はいきなり頂点に駆け上がる大チャンスだ。
今回のMITB戦は、前女子世界王者のリア・リプリー、最高峰王座戴冠歴のあるアレクサ・ブリスとナオミの実績組に、ジュリア、ロクサーヌ・ペレス、ステファニー・バッケルのNXTからの昇格組が挑む格好。ジュリアはロウで女子世界王者イヨ・スカイと襲ったときの相棒、ロクサーヌと共闘して実績組を攻め込んだ。
初のラダー戦にも、ロクサーヌとともにラダーでリアを挟み込んで圧殺。さらにV候補のリアを場外に落とし、ラダーを上から重ねていって〝生き埋め〟にする。ステファニーにはドロップキックで吹っ飛ばされるも、蜘蛛の巣で捕獲した。ステファニーはジュリアに変型卍固めに捕らえられたままラダーを上がっていったが、ジュリアは高角度のジャーマンで叩きつけた。
さらにラダーの間に挟まりながら、ナオミをジャーマンで投げ捨てる荒業を披露。ロクサーヌとともにアレクサを抱え上げて、ラダーに打ちつける合体技まで見せた。観衆からは「これぞ名勝負!」のチャントが上がったが、ジュリアはロクサーヌに襲われて共闘を解消。ここで、場外で生き埋めになっていたリアが復活し、ジュリアをラリアート連発から豪快な変型フェースバスターで叩きつけた。暴れまくる〝マミー〟には肩車で持ち上げられてから、ラダーに顔面を強打された。
それでも、アレクサ、ナオミ、ロクサーヌ、ステファニーの4人がラダー上の攻防でダウンすると、このチャンスにジュリアがラダーを上った。天井からつるされたブリーフケースに手がかかり、奪取目前だったが…ラダーの反対側を上がったロクサーヌに妨害される。続けてリアにラダーから引きずり下ろされ、リップタイド(変型ボム)でマットに沈められた。
同時にアレクサもロクサーヌにシスターアビゲイルを決めて、NXT昇格組を排除。ラダー上はリアとアレクサの2人になったが、ナオミがラダーを倒して人気者2人を転落させた。そのまま伏兵のナオミが、ラダーを上がってブリーフケースをゲット。〝マネー権〟を獲得した。
ジュリアはあと一歩で初Vを逃すも、存在感は示した。今後は所属のスマックダウンで女子US王座取りに本腰を入れていくことになりそうだ。
この日の「WWEマネー・イン・ザ・バンク2025」は「ABEMA PPV」で生中継された。













