女子ゴルフの今季メジャー第2戦「全米女子オープン」最終日(1日=日本時間2日、ウィスコンシン州エリンのエリンヒルズ=パー72)、首位と2打差の3位から出た竹田麗央(22=ヤマエグループHD)が3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの72で回り、通算5アンダーで2位に入った。また同じく3位から出た西郷真央(23=島津製作所)は通算4アンダーで4位。渋野日向子(26=サントリー)は通算3アンダーで7位と3選手がトップ10入り。日本勢が世界に強さを見せつけた。マヤ・スタルク(スウェーデン)が通算7アンダーでメジャー初優勝を果たした。

 今季から米国を主戦場するルーキーが、メジャーで見事な成績を残した。この日、渋野と同組で回った竹田は、2番でバーディーを奪ったが、5番で第2打をバンカーに入れるなどして、ダブルボギーを叩いてしまう。しかし11番パー4、14番パー5でバーディーを奪い、しっかり上位に食らいついた。17番でスコアを落としたが、圧巻の2位。中継する「U―NEXT」で解説を務めた有村智恵が「まだルーキーなんですよ」と驚くほどの安定したゴルフで、3月の「ブルーベイLPGA」で勝利した実力を見せつけた。

 竹田は「最終日、すごくいい位置で迎えたので優勝したかったが、なかなかうまくいかず来年また頑張りたい。こういうコースで4日間戦えたことは自分の経験にもなりましたし、最終日はすごく勉強になったのでまたチャンスが来たときにこの経験を生かせるように頑張りたい」と振り返った。

 今季、メジャー「シェブロン選手権」を制し勢いに乗る西郷は、1番パー5で1メートルのパットを沈めるバーディー発進で首位に1打差と迫った。しかしその後伸ばすことができず。9番、12番のボギーでスコアを落としたものの、1バーディー、2ボギーの73。4位に入り底力を見せた。

 また、渋野は2019年の「AIG全英女子オープン」に続くメジャー2勝目こそならなかったが、大舞台での勝負強さを発揮した。4番でバーディーを奪ったが、10番でボギー。14番パー5ではイーグルパットを外し悔しがるが、約3メートルをしっかり沈めてバーディーを奪い、首位に迫った。しかし15番で痛恨のダブルボギー。最終18番でもボギーを叩いた。この日は2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの74となった。

 渋野は「バーディーが先に来てくれたのはよかったが、その後続かなくて、ダブルボギーもあったし、終わり方としては悔しい終わり方だった」と悔しい表情。その後、有村からの「今のショットの調子でこの順位は誇らしく思う。ゴルフ力が上がってきたということですね」とのメッセージをインタビュアーから伝えられると涙。「本当にそう言っていただけてありがたいですし、やらなきゃいけないことはたくさんあるので」と前を見据えた。

 切磋琢磨し成績を残している日本女子勢。今季がますます楽しみになってきた。