元放送作家の藤村晃子氏が27日、政治団体「日本12(ワンニャン)党」の結党と参院選挑戦を表明した。

「12党」といえば、動物愛護のワンイシューでデヴィ・スカルノ夫人が「12(ワンニャン)平和党」を結党するもわずか3か月でスピード解散していた。日本12党にデヴィ氏は関与するのか? 藤村氏は〝非情通告〟を突き付けた。

 デヴィ氏は今年2月に犬猫食の禁止を求める「12平和党」を立ち上げたが、〝選挙の神様〟こと選挙参謀の藤川晋之助氏の急逝と自身が暴行容疑で書類送検されたことを受け、党内に亀裂が生じ、4月に解散していた。藤村氏はデヴィ氏と長年、動物愛護活動に取り組んでいた間柄で、12平和党では政策アドバイザーの立場だった。

「12平和党」ではデヴィ夫人の〝側近〟だったが…
「12平和党」ではデヴィ夫人の〝側近〟だったが…

「日本初の動物政党の火を絶やしてはいけない」と再び動物愛護を掲げる日本12党を立ち上げたわけだが、今後は12平和党の解散で行き場を失っていた候補者や支援者に声を掛け、再結集を図りたいという。

 ところが、藤村氏は党解散後も「動物愛護は一生の課題として続ける」と宣言していた党の顔でもあったデヴィ氏には新党結党を報告していないどころか、都庁で開いた会見の冒頭、「(暴行容疑を)私も調査したが、実際のところ報道されている通り。動物虐待防止を掲げながら世間に暴力という形で報道されていることに謹んでおわび申し上げます」とデヴィ氏が否定している元スタッフへのシャンパングラス投げつけを認め、「謝罪するのが当然だ」と迫ったのだ。

 藤村氏はデヴィ氏が暴行騒動にケジメをつけたうえで、日本12党への支援を申し出た場合に限って、「一緒にやるのは歓迎」と受け入れる考えだ。とはいえ、デヴィ氏の性格を考えれば、すんなり頭を下げるとも思えないが、動物愛護のワンイシューで大同団結することがあるのか。

 その時には名実ともに「12党」が復活することになる。