英国空軍のパイロットはUFOを目撃しているが、公表を恐れているという。UFO市民団体はスターマー首相に対し、地球外生命体との接触の可能性を告発する内部告発者を保護する規則を導入するよう求めている。英紙デーリー・スターが25日、報じた。

 UFO研究家でドキュメンタリー映画監督のマーク・クリストファー・リー氏は「米国のパイロットたちと同様に異星人の宇宙船との不思議な遭遇を経験した英国のパイロットたちから連絡を受けた。しかし、内部告発者保護法により、米国のトップパイロットは、被害を恐れることなく自らの体験を語ることができるのに対し、英国にはそのような法律はなく、英国のパイロットは沈黙させられ、国民は暗闇の中にいる」と語る。

 リー氏は、英国のUFO機密情報の公開を要求する市民団体「UFOディスクロージャーUK」を設立。スターマー氏に書簡を送り、軍人がUFOとの接近遭遇を告白できるよう、米国式の内部告発者保護制度を導入するよう要求したという。

 リー氏は「私たちの仲間には実際にUFOに遭遇した軍のパイロットがいる。彼らは匿名を条件に話すが、記録に残すことで生じる結果を恐れている。他にも、名乗り出たいと思っている軍人や警察官からの証言がある。しかし、彼らは皆、名乗り出たらどうなるかを恐れている。声を上げたことで解雇されるのか、嘲笑されるのか、降格されるのか、あるいは起訴されるのか? それが彼らの恐怖なのだ」と主張する。

 その結果、英国国民は暗闇の中に閉じ込められているという。

「異常事態に関する情報は国民から隠蔽されている。こうした遭遇は国家安全保障への脅威となる可能性がある。軍事基地や軍人の近くで謎の航空機が目撃されたことは間違いなくその範疇に入るだろう。しかし、パイロットたちが飛行禁止を恐れることなく自由に発言できるようになるまで、国は現実を見ようとしないままでいる」とリー氏。

 元アフガニスタン戦闘経験者で米空軍情報将校のデイビッド・グルシュ氏は2023年の米下院UFO公聴会で「米国政府が墜落したUFO10機から残骸と非人間的存在を回収した」と主張し、議会を驚かせた。

 グルシュ氏は、秘密作戦に関与した少なくとも40人の目撃者と話したが、当局は秘密を守るために「人々を殺害した」と話した。個人的に脅迫や威嚇を受けたため、自らの身を守るために議会で公表せざるを得なかったという。

 現在、米当局は、軍から報告された1800件のUFO接近遭遇事件を調査している。