〝極秘訪問〟だ。大相撲夏場所千秋楽(25日、東京・両国国技館)、すでに2場所連続優勝を決めている大関大の里(24=二所ノ関)が横綱豊昇龍(26=立浪)に屈して、14勝1敗で15日間を終えた。
この日、茨城・つくば市内のホテルで行われた部屋の千秋楽パーティー後に、大の里が取材対応。今後は26日の横綱審議委員会、28日の番付編成会議と臨時理事会を経て、正式に「第75代横綱大の里」が誕生する。
横綱という地位について問われると「簡単には言えないけど、僕が相撲を始めた時から目標、夢でもあった。それに手が届いたのはうれしいし、それ以上の責任感も出てくると思う。しっかりと自覚ある行動を取って、頑張りたい」と語った。
その上で「うれしいけど、本当にまだ自分が(横綱になる)という実感がないので。また水曜日(28日)に発表されると思うので、これからそれに見合うような存在になれるように、準備していきたい」と気を引き締めた。
大の里は石川・津幡町出身。昨年の元日には能登半島地震が発生し、現在も一部地域で復興作業が続いている。
3月の春場所後には、非公表で能登半島に慰問しに行ったという。「能登でチャリティーをやっている知り合いの方と協力して、『完全にメディアはNGにしてください』ということで。僕はそれが一番の慰問だと思うので。小さい体育館に200~300人ぐらいの人が集まって、たくさん歓迎してくれた。僕が元気を与えに行く立場なのに、逆に僕がたくさんのパワーをもらった。能登にいる方たちにも綱取りをものすごく応援していただいので、絶対に決めたいという気持ちもあった」と明かした。
大活躍の大の里が、今後も被災地の希望となりそうだ。












