俳優の竹中直人(69)が23日、都内で行われた「石井隆Returns」の先行上映イベントにラッパーのライムスター宇多丸(56)とともに出席した。
同イベントは、2022年5月に亡くなった映画監督・石井隆さんの命日に合わせて行われ、作品に最も出演している竹中と、ファンを公言する宇多丸がトークショーを繰り広げた。
竹中は「石井さんは『どうせオレなんか』と前向きじゃない。そういう思考が強くて僕と波長が合った。石井さんは僕のことが好きだったみたいで、役者としても評価してもらっていたと思います」と振り返った。
また、1993年に自身が主演を務めた映画「ヌードの夜」にはゴキブリが映っているシーンのエピソードを明かした。
「本物のゴキブリをね、スタッフたちが用意してね。袖に入ってきちゃってね」と説明。これに石井監督はゴキブリを足すよう指示したという。こだわりの演出に一同驚く場面も。
また、竹中は「石井隆、なぜ死んだと思ってしまう。もっと撮ってほしかった。いい監督だったんですよ。なんでこんなにすてきな監督が早くいなくなっちゃうんだろう」と言い、天井を見上げた。声を震わせる姿に会場はすっかりしんみりムードに。それでも「よく僕なんかに声をかけてくれたなと思います」と感謝の言葉を口にした。
上映は6月6日から。












