大相撲夏場所13日目(23日、東京・両国国技館)、綱取りに挑む大関大の里(24=二所ノ関)が大関琴桜(27=佐渡ヶ嶽)を力強く寄り切って初日から13連勝。2日間を残して連覇を達成し、場所後の横綱昇進が決定的となった。

 横綱昇進をあずかる審判部の高田川部長(元関脇安芸乃島)は「強い。圧倒的な相撲。強いという印象しかない。危なげない相撲が続いている」と脱帽。先場所との比較については「押し込まれて引く相撲で負けるケースもあったが、今場所は圧倒的に前に出ている。安定感がある。スキがない。盤石で強いという相撲」と絶賛の言葉を並べた。

 高田川部長は千秋楽の25日に審判部内で大の里の横綱昇進について協議することを明言。異論がなければ、八角理事長(元横綱北勝海)に対して、大の里の横綱昇進を諮る臨時理事会の招集を要請する。

 その後は26日の横綱審議委員会、28日の番付編成会議と理事会を経て、正式に「横綱大の里」が誕生する見通しだ。