富山県は持ち家比率が日本のトップクラス。しかも平均延べ面積も広いのですから、この状況は大都市圏に住む人にとってはうらやましい限りです。
真面目で、ギャンブルや遊びには手を出さず、こつこつと財を築いていくのが富山県人です。その象徴は「富山の薬売り」に代表されるでしょう。また、非常に倹約家でもあって、貯蓄率は全国の上位に入るのですから、広い持ち家に住めるのも納得のいくところです。
過酷な環境に耐えてきたという歴史は、県民の結束力を高め、お互いに協力し合って生き抜く知恵を生み出しました。とても親しい関係を築き、近所付き合いも円満です。また、働き者というイメージが定着しているために、他県から富山県の人と結婚したいという意見も多いようです。
ビジネスだけの付き合いなら、真面目で堅実、用意周到にソツなく事を運んでくれる富山県人には、安心して仕事を任せられます。しかし、プライベートの付き合いとなると、慎重な性格が壁になることもあり、なかなか心を開いてくれない面があります。
また、倹約家なので、アフターファイブの誘いにも尻込みして、コミュニケーションを取るのが難しいという印象を受けるかもしれません。ケチではないのですが、目先の楽しみよりも将来の安泰を重視してしまう傾向が強いようです。
◆平川陽一 早稲田大学卒。主に歴史ミステリーの分野で活躍。著書に「世界遺産・封印されたミステリー」「戦争で読む日本の歴史地図」「日本列島 名城の謎」などがある。












