陸上のセイコー・ゴールデングランプリ(18日、東京・国立競技場)、女子中長距離で五輪2大会連続出場の田中希実(ニューバランス)が自身の走りを冷静に分析した。

 3000メートルのペースメーカーを務め、約1時間半後には1500メートルに出場。ペースメーカーで2000メートルを走ったばかりだが、序盤から第2集団でレースを展開。徐々に順位を上げるも、ジョージア・グリフィス(オーストラリア)には及ばず、4分6秒08で2位だった。レース後には「第2集団の先頭になるとは想定していなかったけど、第2集団の中で勝ち切れてよかった。だけどグリフィス選手はこの時期から4分切りを狙っているようなレースだったので、その姿勢をもっと見習っていかないといけないなと思った」と振り返った。

 ペースメーカーでの走りは「世界のレベルで考えると、ジョギングの延長線で走れないといけないペース」。異例の挑戦でも言い訳は一切なく「(1500メートルは)やっぱり途中から追いつきたいという気持ちはあったけど、自力の部分で追いつけなかった」とした上で「まだまだ自力をこれから鍛えていけるチャンスかなと捉えられたレース。これからもっと自力をつけていきたい」と決意を新たにした。

 9月には東京で世界選手権を控える中で「グリフィス選手の走りを見ても、この時期から4分を切るとか、最低でも標準を切っていくという姿勢を見せている。やっぱり自分はまだそこを追いかけている立場なんだなというところを感じた」と自身の立ち位置を再確認。残りの期間で少しでも差を詰めたいところだ。