角界のサラブレッドは〝スイーツ男子〟だった! 大相撲夏場所3日目(13日、東京・両国国技館)、幕内王鵬(25=大嶽)が横綱豊昇龍(25=立浪)をはたき込みで破って3連勝。通算2個目の金星を獲得した取組後は「いい相撲が取れてよかった。しっかり今日の一番に集中できた結果だと思う」と充実の表情を見せた。
祖父が昭和の大横綱・大鵬、父は元関脇貴闘力の王鵬は、初日に大関琴桜(佐渡ヶ嶽)を撃破。そしてこの日は、同学年で2018年初場所で初土俵を踏んだ同期の横綱に勝利した。
王鵬の祖母・芳子さんは秋田県出身で、大叔父に当たる小国輝也さん(61)は、同県内に本社がある菓子舗榮太楼の代表取締役社長を務める。同社では王鵬の顔のイラストが刻印された「王鵬どら焼き」を本場所期間中などに販売している。
王鵬本人のリクエストによりバターの餡が入ったどら焼きとなっており、小国さんは「王鵬は甘いものも好きみたいで『バターが好き』と言うので、バターどら焼きにした。最初に食べた時は『おいしい』と喜んでくれた」と明かした。
また、小国さんは王鵬の普段の人柄について「根が優しい男。内に秘めた闘志があるというか、芯がしっかりしている。精神面が強い」という。
場所前の4月29日には都内で新関脇昇進披露パーティーが開催され、小国さんも上京して参加。約400人の出席者の前で王鵬は「5月場所はもう一度勝ち越して、三役に戻って、その上(の番付)を目指して頑張ります」とさらなる飛躍を誓ったようだ。
小国さんは「今まで王鵬の口から大関、横綱を目指すようなハッキリとした決意表明は聞いたことがなかった。今回のパーティーで、今場所に向けてすごくやる気になっているのを感じてうれしかった」と〝意識の変化〟に目を細める。その上で「すぐに横綱というわけにはいかないだろうけど、だいぶ力はついてきている。ライバルの豊昇龍に追いつけるように頑張ってほしい」と今後に大きな期待を寄せた。












