大相撲夏場所3日目(13日、東京・両国国技館)、幕内王鵬(25=大嶽)が横綱豊昇龍(立浪)をはたき込みで破って3連勝。通算2個目の金星を獲得した。取組後は「体が動いたし、いい相撲が取れて良かった。しっかり今日の一番に集中できた結果だと思う」と納得の表情を浮かべた。

 王鵬は学生相撲の名門・埼玉栄高出身。豊昇龍とは2018年初場所で初土俵を踏んだ同学年の同期で、幕内の本割での対戦成績は3勝3敗だった。

 1月の初場所では12勝を挙げて優勝決定巴戦に進出したが、豊昇龍に敗れて初優勝を逃した。新三役の関脇として臨んだ先場所は、6勝9敗で負け越していた。

 それでも今場所は、初日から大関琴桜(佐渡ヶ嶽)、大関経験者の霧島(音羽山)を撃破。この日は同期のライバルを破り「場所前からしっかり(稽古で)体を動かせていた。状態的にはいいんじゃないですか」と手応えを口にした。

 4日目はここまで無敗で、綱取りがかかる大関大の里(二所ノ関)との大一番。王鵬は「まだ前半なので。今日はとりあえず良かったという気持ちはあるけど、全然普段と変わらない。引き続きこのままの調子で、続けていけたらと思う」と気持ちを引き締めた。