西武・今井達也投手(27)が圧倒的な支配力で、エースの信頼を勝ち取っている。
10日のロッテ戦(ベルーナ)に先発した背番号48は、この日も全く危なげのないピッチングでマウンドに君臨。7回3安打無失点10奪三振の内容で7―0の勝利に貢献し、ハーラートップタイの4勝目(1敗)をマークした。
自己最長となる連続無失点イニングを「22回」まで伸ばし、リーグトップの防御率を0・51、55奪三振も日本ハム・伊藤(46奪三振)を抜き、トップに躍り出た。
今井は「いつも通りしっかりゼロを並べてチームが勝つことだけを考えていた。(三振は)7回にあと2つ取ったら初(の2試合連続2桁奪三振)ということだったので、7回は全力で取りに行きました」と笑顔を見せた。
これで開幕戦から7試合連続となるハイクオリティー・スタート(7回以上を2自責点以内)。左のエース・隅田とともに今井が投げる試合は勝ちが計算でき、ブルペンを無駄に消耗することもない。
西口文也監督(52)は「安心して見ていました。(調子は)どうなんですかね、いつも通りじゃないですかね。カウントを悪くしても、立て直して、しっかり勝負していけたと思う。普通にどっしり見ていました」という言い方で、2年連続開幕投手への揺るぎない信頼を語った。
前日の雨の県営大宮で6回88球無失点と余力のあった先発・与座をスパっと降板させ、甲斐野―ウィンゲンター―平良の方程式を惜しげもなくつぎ込み、1―0の逃げ切り勝利を完成させた。
指揮官は「明日(今井)、明後日(隅田)の先発を考えれば(与座は)6回まで頑張ってくれれば、今日は早めに(リリーフを)つぎ込んでいこうと思っていた」と語っていたのも、この今井への絶対的信頼があったからこそだった。
指揮官、チームの信頼を背負って周囲の期待通りの結果を残す。まさに今年の今井はチームの「投の軸」としてふさわしい仕事をし、存在感を放っている。












