1日に自身の「X」(旧ツイッター)で証券会社の口座を乗っ取られたことを報告したカリスマ投資家のテスタ氏が、取材に応じ、「金銭的被害はなかった」と明かした。

 元手300万円で株式投資を始め、約20年で累計利益100億円を達成したテスタ氏はXで「乗っ取られました」と自身の証券会社の口座が乗っ取られたことを報告。その後、「朝一2段階認証の確認メールがきて 誰かログイン試みてるまずいと思い注文履歴を確認したところ すでに前日夜に注文した履歴があり発覚した感じです」と心当たりのない2段階認証メールによって口座が乗っ取られたことに気付いたという。

 また「ウイルスソフトは二重に入れててスキャンも毎日して問題は発見できてないので 流出経路が全く不明ですが 他の証券会社のメールアドレスも変更されてたり(こちらも確認中)でもろもろ調べてます」と記していた。

 テスタ氏によると、口座乗っ取りによる「金銭的被害はない」という。一方で「僕は(取引が始まる)朝9時までに気付いたから被害がなかった。もしこれが半日とか1日見てなかったら、おそらく何千万円単位の被害に遭っていた」と冷静に振り返った。

 最近では証券会社の口座が乗っ取られ、株を勝手に売買される被害が急増し金融庁が注意喚起していた。証券会社各社も多要素認証を必須化するなど、セキュリティー対策を強めている。

 ただ今回のテスタ氏は2段階認証など対策を講じていても乗っ取りに遭った。「証券会社さんが言っていることをやっている人は安心していると思う。でも自分はやっていたけど実際に注文を出されてました。それは恐ろしいなと思います」と危機感を露わにした。