写真の場面であなたならどうする? 何を切る? 下にある【答え】を読む前にまずは考えてみよう。
東4局、加点したい3着目でもらったチャンス手だ。筒子の連続形が複雑だが…
【答え=5筒】どれが受けとしては広いのか、それとも狭いのか。雀士は1巡後に変わる牌効率に応じ選択を繰り返す。時に長考することはあり、Mリーグには時間制限こそ設けられてはいないが、毎巡悩み込むわけにもいかず、実質的には常に即断即決を求めている。仲林圭(P)は3筒を引いてきたが、筒子の連続形が実に複雑。何を切れば最も効率的なのか、すぐに判断するのは難しいが、Mリーグでも指折りの陽キャ兼頭脳派は、この難問もしっかり見極めた。
6巡目・イーシャンテンの段階で、受け入れは5・6・9筒、4萬、5・8索の6種。手牌や河、ドラ表示にあるものを差し引けば、残り17枚になる。7巡目に3筒を引いたことで、ここで5筒を切ると1・4・6・9筒、5・8索と同じ6種ではあるものの、期待される残り枚数は20枚と、3枚もの差が出た。「5筒を切ると一盃口の目が消えたり、5筒や4萬をポンしてテンパイが取れなくなってしまうのですが、そもそもドラ2・赤の手で4筒や6筒が来れば、タンヤオ・平和の形になるので打点も十分。ポンテンの目を残すと、ドラ7筒が出て行き、(アガっても)3900点になってしまいます」と、5筒切りのメリットを述べた。
点棒状況、選択に作用した。トップ目・白鳥翔(A)との差は1万800点。赤1枚にドラ2枚、そして7巡目のチャンス。逆転トップには前半の東場から差をつけておきたい。「門前テンパイなら確実に平和ドラ2以上の両面リーチが打てて、満貫~跳満クラスを狙いたいと思っていました」と高目を追求。また「自身の目から6・9筒が3枚見えなので、仮に5・8索を引いてテンパイした際に、1・4筒待ちか6・9筒待ちかで場状況によって選べるのも大きいメリットです」と説明した。
ブレることなく丁寧に打ち進めた仲林には、しっかりご褒美が。萩原聖人(雷)から先制リーチこそ入ったが、直後に1筒を引き入れて、ドラ7筒を勝負の追っかけリーチ。これが8索の一発ツモ、跳満を呼ぶのだから、麻雀は1つの選択で何が起こるかわからない。














