人気映画「スター・ウォーズ」シリーズの生みの親、ジョージ・ルーカス監督(80)が多くのファンにとって長年の疑問だったジェダイ・マスター「ヨーダ」の独特な話し方について、初めてその理由を明かした。

 ヨーダが初登場したのは1985年の「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」。同作の劇場公開45周年を記念して、先週ロサンゼルスで開催された特別上映会に出席したルーカス氏は、同シリーズのシンボル的キャラクターとなったヨーダの最も有名なセリフを例に挙げて説明した。

 ヨーダは「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」で、通常の英語の分法では、「君には学ぶべきことがまだたくさんある」というところを、「君にはまだたくさんある、学ぶべきことが」と語った。

 これについてルーカス氏は、このセリフが観客に耳を傾けてもらうための手段だったと種明かし。「普通に話しても人はそれほど耳を傾けない」とした上で、「訛りがあり、何を言っているのか理解しづらい場合、観客は言葉に集中するものだ」と解説した。

 続けてルーカス氏は、「ヨーダはこの映画の哲学者だ」とし、「観客の中でも子供たちに、耳を傾けてもらう方法を考える必要があった」と述べた。

 ちなみに、ヨーダのネーミングについては、脚本家の故・依田義賢(よだよしたか)氏がモデルだとの説について、ルーカス氏は1999年に来日した際、明確に否定した。