女子プロレス「スターダム」の極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」が、ウナギ・サヤカの自主興行「ウナギ絶好調」(26日、両国国技館)で大暴れした。

 当初、ヘイトのリーダー・刀羅ナツコがシン・広田さくらと異色タッグを組み、黒潮TOKYOジャパン&立花誠吾と対戦する予定だったが、大会前日、刀羅が体調不良により、欠場することを発表。さらに刀羅の体調不良によりやる気をなくした広田も欠場することが決まり、代わりにシン・刀羅ナツコwith渡辺桃&吏南&フキゲンです★&稲葉あずさ&琉悪夏の出場が急遽決定。どうみても6対2だが、形式上は2対1ハンディキャップマッチで行われた。

 ヘイトは長い入場が終えた黒潮にチェーンを巻きつけ、引きずりながら登場。いつもより細身になったように見えるシン・刀羅は、奇妙な動きを繰り広げ、敵軍目掛けて毒霧を噴射した。だが、これをレフェリーに誤爆すると慌てふたためき、黒潮にジャケット攻撃を見舞われてしまった。

 5分過ぎ、レフェリー不在の無法地帯になるとヘイト軍が猛攻撃。串刺し攻撃を連発し、コーナーに敵軍を追いつめたシン・刀羅は、ボ・ラギノールを決める。だが、次の瞬間なぜかシン・刀羅は仲間の渡辺らに鉄パイプでボ・ラギノールを敢行。最後は自身にもボ・ラギノールの決め、悶絶した。

フキゲンです★(右)にもボ・ラギノールで攻撃するシン・刀羅ナツコ
フキゲンです★(右)にもボ・ラギノールで攻撃するシン・刀羅ナツコ

 その後もリング上はカオスな空気が続いたが、吏南が立花にダイビングフットスタンプを、琉悪夏が黒潮に冷凍庫爆弾を投下し、全力アシスト。最後は大の字になった2人をまとめてシン・刀羅がフォールし、3カウントを奪った。

 試合後、バックステージに現れたシン・刀羅は「体調不良だなんだって、私は不死身なんだよ。最強軍団ヘイト様なんだから心配はいらねえよ!」と両足をテーブルに乗せ、ふんぞり返った。

試合後、ふんぞり返るシン・刀羅ナツコ(中)とH.A.T.E.の面々
試合後、ふんぞり返るシン・刀羅ナツコ(中)とH.A.T.E.の面々

 だが、いつもと違う雰囲気のシン・刀羅について渡辺から「なんかいつもよりちょっと細い…?」と首をかしげられると、シン・刀羅は「それは体調不良だったから、やせこけただけだよ。大丈夫だ! いつもと一緒だ。どんと構えておけ!」と絶叫し、堂々とアピールした。

 対戦相手についてシン・刀羅は「あんな鼻くそに負けるわけねえんだよ!」と悪態をつき、そそくさと会場を後にした。