NEWSの加藤シゲアキ(37)が7日、東京・渋谷のPARCO劇場で上演される主演舞台「エドモン~『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男~」初日公演を前に、共演者とともに会見を行った。

 本作はフランスの若手劇作家・演出家アレクシス・ミシャリクにより、2016年にフランス・パリで初演。日本では2023年に新国立劇場でマキノノゾミ演出、加藤シゲアキ主演で初演され、2万人を動員。今回、2年ぶりの再演となった。

 テンポの良さとドタバタ具合で、観客を笑いと感動の渦に巻き込んだ本作。前回に引き続き、〝書けない〟劇作家エドモン・ロスタン役の加藤は「2年前(初演)のときも本当に内容さながらのドタバタだったので、あのドタバタをまたやるのか、と。楽しみと不安が同時に押し寄せています。このドタバタの勢いがお客さんに面白く伝わるんじゃないかと楽しみです」と心境を語った。

 有名喜劇俳優コクラン役を演じる村田雄浩は、新たなキャストとして参加。「最初の顔合わせのときに加藤君らみんなに『地獄へようこそ』と言われました」と苦笑いし、「頑張って皆さんの思い通りにハマったらめっちゃ面白いと思うので、ぜひ見ていただけたら」とアピール。初演から続投で、訳アリわがまま大女優マリア・ルゴーを演じる安蘭けいは「前回よりパワーアップして、前回より必ず笑いが多いと思います」と自信を見せた。

 稽古場でのエピソードを聞かれると、加藤は「すごく疲れるので、ずっとみんなマッサージしてるんですよ。ストレッチが入念で、稽古が始まるまではどこのストレッチ器具がいいとか、それ貸してくれとか、ずっとそんな話してます」と告白。本作が初舞台となる衣裳係ジャンヌ役の瀧七海は「すごい不安だったんですけど、皆さん手作りご飯やマッサージ機器の話をされていて、それを眺めるのが私の楽しみだった。それを見ることによって、気持ちが浄化されました」と意外な効果に笑顔を見せた。

 〝書けない〟劇作家という役にちなんで、小説家としても活躍する加藤に「書けないときの乗り越え方」という質問が飛ぶと、「僕は書けないことがないので…」と冗談を飛ばしつつ「僕は自分のペースで書いてますけど、今締め切りに近いものがあって、稽古をやりながら書いている。書けないというよりも本当に時間がないっていうところが多い」と多忙ぶりを明かした。

 舞台「エドモン~――」は、東京・PARCO劇場で7~30日、大阪・東大阪市文化創造館Darsam House大ホールで5月9、10日、福岡・福岡市民ホール大ホールで5月17、18日、愛知・豊田市民文化会館大ホールで5月24日上演される。