人気ユーチューブチャンネル「令和の虎」(登録者152万人)から2人の〝虎〟が同時に引退を表明した。

 1人は茂木哲也氏。18日に更新した自身のユーチューブチャンネル「ピナイ茂木チャンネル」で「茂木は令和の虎を引退します」と題する動画を公開した。

 茂木氏はフィリピン人スタッフによる家事代行サービスを行う「株式会社ピナイ・インターナショナル」の代表で、同番組には出資者として5年間出演してきた。

 茂木氏は前身番組「マネーの虎」に熱狂し、故・岩井良明氏が「令和の虎」を復活させたのを機に、同番組のファンクラブに入会。オフ会で岩井氏から出演を打診され、出資者の1人となった。

 茂木氏は引退理由として、本業への専念を挙げた。本業が事業拡大するなか、第三者への出資を控えるよう指示を受けていたそうで、虎としてお金を出せない状況に歯がゆさを感じていたという。
 
 世代交代の波も感じていた。岩井氏が早世し、林尚弘氏が二代目を継承。茂木氏は「あの方以外に令和の虎の主宰というポジションを担える人はいない」と評価し、虎の座を後進に譲る決意を固めた。

 動画の最後で茂木氏は、虎として過ごした日々は「宝物のような5年間」と回顧。「茂木は令和の虎を引退しますが、令和の虎は永久に不滅です」と宣言した。

 同じタイミングでもう一人、令和の虎を去るのが、Web広告などを手掛ける「株式会社ADOYOSU」代表の高澤有紀氏だ。18日、Xで番組動画を告知した上で「令和の虎 高澤最後の参加回です。番組に関わるすべてのかたがたに感謝と敬意を表します」と発表した。

 続くポストでは「今日以外で言う場面ないと思うので。令和の虎は林さんなんですよ」とキッパリ。続けて「林さんが岩井さんと話してなければそもそもこれを観る我々じたいが存在しないのです。〝無い〟のです。本当に林尚弘さんに心から感謝しています」とつづった。

「令和の虎」引退を表明した高澤有紀氏(Xアカウントより)
「令和の虎」引退を表明した高澤有紀氏(Xアカウントより)

 前出の茂木氏とまさかの同日引退。茂木氏からはXで「なんかさ、同じ日に引退表明って偶然とは言え、、」と声をかけられ「思う以上にほんとに偶然なんですよね 不思議ですがまあきっと天のどなたがそう決めたんだと思ってます」と返答した。

 現在の虎メンバーとわだかまりがあるわけではなく、高澤氏は「決して〝抜けた〟のではないんです あとまじでたまたまであるけど茂木さんのご表明とかぶりました」と強調。同番組の行く末を危ぶむ声には「不安は不要です 令和の虎は強いんです」と力強く述べている。

 名物社長2人の引退に、フォロワーや現役の〝虎〟から惜別の声が殺到している。