お笑いコンビ「錦鯉」が、今年も独演会ツアー「その男、バカにつき」(5月23日~7月18日)を行う。オール新ネタを引っさげて、長谷川雅紀(54)と渡辺隆(48)が10都市12公演を敢行。「M―1グランプリ2021」優勝から約4年半、2人が感じた変化とは――。
7月30日に55歳を迎える長谷川は、取材中に「肩甲骨が痛くて…」と顔をしかめながらも「もしかしたら今回が最後かもしれないというくらいの気持ちで挑んでいきたいと思います」と格闘家さながらに決意表明。渡辺も「今が一番若いということ(意気込み)で、そこを皆さんに見ていただきたい」とうなずいた。
長谷川の健康面をサポートしているのは、医療従事者の妻だという。昨年の元日に、結婚を電撃発表してから約1年半。まだまだ新婚ムード全開かと思いきや、妻への“不満”も明かす。
「結婚生活…。なんかね、しゃべってたら『あなたは主語がない』って言われるんです。ムカつくんですよ。奥さんが道歩いてるとき、ぶつかりそうだったから、危ないよって言ったら『分かってる』って。ありがとうってひとこと言ってくれればいいのに! ちょっと不安ですね、先行き」
それでも「ご飯作ってくれたり、背中に保湿クリームを塗ってくれたりしてくれるのは感謝してますよ。ドライブして、山梨に桃狩りとか行ったり。そういう楽しい毎日をやってます」とノロケ話も聞かせてくれた。
一方で「僕はまだいいですよ。隆の方がちょっと…」と自分よりも渡辺の健康を心配している。渡辺は禁煙を継続しているというものの「喫煙者は減ってるのに、肺がんは増えているみたいなニュースを見て『だったら吸おう』と思ったんです。禁煙やめようかな」とこぼしていた。
M―1優勝からも4年半ほどが経過した。
錦鯉はコンビ結成から15年目。同大会に出場できるチャンスはまだ残ってはいるものの、敗者復活戦の審査員も務めた渡辺は「世代交代はしてるのかな。ひと回り若い感じ」とポツリ。近年は大学のお笑いサークルなども盛り上がりを見せているが「バカが出て来てほしい。変な人を見たい。そういう人に期待したい」と若手芸人への思いを語った。
ツアー開催には今後も意欲を見せている。
「お互い寝たきりになってもやりたい」という長谷川は「体力が続く限りやっていきたい。よく言ってるんですけど、車いすになったら押してもらって。寝たきりになったら布団を引っ張ってもらいたいなと」と生涯芸人宣言だ。
「ドラマみたいに、舞台で隆にパァンッてツッコまれて最期を…」と妄想を膨らませる長谷川に、渡辺は「イヤです」と苦笑いを浮かべた。
☆にしきごい はせがわ・まさのり(ボケ担当)。1971年7月30日生まれ、北海道出身。わたなべ・たかし(ツッコミ担当)。78年4月15日生まれ、東京都出身。2012年にコンビ結成。長谷川が50歳、渡辺が43歳だった21年の「M―1グランプリ」で優勝。その後はテレビのバラエティー番組を中心に活躍を続けている。ソニー・ミュージックアーティスツ所属。













