ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)とWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(M・T)の夢対決について、専門家が意見を交わした。
3月31日に行われた2024年度年間優秀選手表彰式で、井上は「中谷君、1年後の東京ドームで日本ボクシングを盛り上げよう」と呼びかけ、中谷も「やりましょう」と呼応。直接対決の機運が一気に高まった。
そうした中、元WBOアジアパシフィック・フェザー級王者の阿部麗也(KG大和)とトレーナーの粟田祐之氏がユーチューブ「ボクサートリオch」で井上と中谷のドリームマッチについて取り上げた。
阿部は「(井上は)日本のボクシング史上、最も盛り上がる試合になると思うと言ってたんで。それはもう間違いない」と期待。一方で、粟田氏は「中谷潤人選手はこの1年でたぶん、もう1段階上がってくるだろうなという感じはする。1年後のこのタイミングで交わるというのが、勝負論が出てきますよね。今だとやっぱり、井上尚弥選手の今まで戦ってきた経歴、キャリアが分厚すぎる」と両者の戦歴の違いを指摘した。
阿部も「そこで比べた時に、中谷選手のキャリアと井上チャンプの今までのキャリア…。やっぱり井上チャンプの厚さ、やってきたことはでかい」と同意見。粟田氏は「だから、この1年間の中谷選手のマッチメークが一番大事なのかなと。やっぱりバンタム級での統一戦と、スーパーバンタムに上げてからの、それなりのビッグネームとの1試合を見てから、井上選手との試合に行くのが完璧なストーリー」と力説した。
その上で、粟田氏は「中谷選手が井上選手との試合を実現させるまでに、強敵というか、ビッグマッチををあと1つ、2つクリアしたら、誰も文句ない」「スーパーバンタムでは、それなりにネーム(バリュー)の持ってる選手との試合も見たい。(ルイス)ネリだったりとか。今現在、井上選手が4団体を持ってるんで、世界王者とはできない。世界王者ではないんだけど、それに匹敵する力を持った選手。ネリと中谷潤人は分かりやすい」と持論を展開した。
これには、阿部も「見たいですね。(井上はネリに)ダウンをもらってる」とうなずいた。













