F1の強豪レッドブルに緊急昇格した角田裕毅(24)が3日、4日開幕の日本グランプリ(GP=鈴鹿、6日決勝)を前に意気込みを語った。
不振のリアム・ローソン(23)に代わって、姉妹チーム・レーシングブルズから電撃昇格し、母国GPで新天地デビュー。この日の公式会見で「本当に楽しみにしています。この状況は、これまでにないほどクレージーですよ。レッドブルで初レースですし、しかも地元GPですから。これまでにないほど最高のシチュエーションです。本当にワクワクしています」と気持ちの高ぶりを表現した。
昇格の状況についてはこう説明した。「正直言うとあまり詳細には語れないです。最初の連絡をくれたのはクリスチャン・ホーナー(レッドブル代表)で、中国GP(3月21~23日)の後でした。状況がちょっと変わってきたので準備をしておいてくれというものでした。それは中国GP後の月曜日か火曜日のことでした。そのとき英国にいて日本GPへの準備をしていました。(そこから)レッドブルチームのシミュレーターに乗りましたが、まだその時点では念のためというところでした。英国で2、3日過ごしている間にホーナー代表は個人的にチーム起用を伝えてきました。これがことの次第です」
クセが強いとさせるレッドブルのマシン(RB21)のシミュレーターに乗ったことには「シミュレーターでは車両のクセがあるところを正確には再現できないと思いますが、少なくともどうしようもないほどのクセは感じませんでした。でも、ドライバーたちが口にする不安定さやドライビングに対して信頼を起きにくいところも感じ取れました」と印象を語った。
その上で「マシンを良くするために2日間でさまざまなセットアップを試せて、とても実りあるものにできました。自分がやりたい方向性もわかりましたし、パフォーマンス全般についての良いベースライン(基準)にもできそうです」と手応えも口にした。
角田の自己最高位は4位(2021年アブダビGP)。母国での初表彰台に向けては「そうなったらいいですよね。これはボクの頭の中にあります。目標というより夢ですけど。それはタフ(楽ではない)ですが、挑戦のしがいのあるものだと思っています。まだ(マシンに)慣れるには時間が少ないですし、これまでとはまた異なる〝猛獣〟を相手にするのですから。でも、ベストを尽くしますし、予選のQ3(最終予選)に進出できて、決勝でもポイントを稼げればうれしいです」。意欲を示す一方で冷静に現状をとらえた。











