中国・雲南省の空に「血のように赤い太陽」が現れ、SNSは地震と関連づけて「見た時はパニックになった」と騒動になった。香港紙・星島日報が30日、報じた。

 3月28日午前、雲南省の空に突然「血のように赤い太陽」が現れたと報じられた。目撃者は「血の色を見たのは初めてだ」と語った。SNS「微博」などにユーザーらが撮影した、血のように赤くなった太陽の写真が大量に投稿され、拡散した。

 同日、ミャンマー中部でマグニチュード7・7の地震が発生し、雲南省でも各地で強い揺れが感じられた。そのため、真っ赤な太陽と地震を結びつける書き込みもあった。しかし、赤い太陽はたまに見られる。

 中国科学院雲南天文台の専門家は「太陽の赤化は、大気の散乱と屈折によって引き起こされる可能性がある」と分析。その日の大気中には、塵や水蒸気などの粒子が多く存在し、太陽光を散乱、屈折させていた可能性がある。波長の短い青と紫の光はより多く散乱し、波長の長い赤色の光はより透過力が強く散乱しにくいので、より多く地面に到達し、太陽が血のように赤く見えたという。