【モデルボクサー 高野人母美 9頭身ファイターの告白(最終回)】みなさんに「モデルボクサー」と呼ばれる前も含め、幼少期からこれまでの半生を振り返ってきましたが、まだまだ先は長いですし、これからもボクシングは続けていこうと思っています。トレーニングも続けていて、米国のロサンゼルスまで行くこともあります。
女子の世界って男子と違って選手寿命が意外と長く、世界チャンピオンに40代の選手がけっこういるんですよ。経験を積むことによってどんどん伸びていくからだと思います。なので、辞めなければ、諦めなければ、まだまだ強くなれるし、世界にもたどり着けるというふうに考えています。
ボクシングをやる上でのメンタル面もストレスは少ないです。20代の若い頃は周りにオトナたちがいたりして、その方たちの意図に沿って動かないといけないストレスもありましたが、そういう意味では自由にできています。実際の体の動きも違う感覚で若い時の動きよりもスピード感がありますし、進化している感覚はあります。昔は無知だったのですが、経験を積んでトレーニングをすると、どうしたら、どこに効くというのもわかるようになりました。そういうタイミングで辞めてしまうのはもったいない気がします。
ただ、現状ではすぐに試合をできるわけではありません。応援してくださる方はいますけど、ボクサーとして自分を追い込んでいく姿を見てもらいつつ、まずは多くの方の信用を取り戻していきたいです。一つの野望としては公式戦でなくてもいいのでアルゼンチンに行って(2015年11月の)世界戦で負けたダニエラ・ベルムデスにやり返したいですね。
そんな中で新たな挑戦としてフィンスイミングを始めました。足先に魚のヒレのような器具(フィン)を装着して行うもので、私の場合は両足が一体となるモノフィンを使って一定の距離を息継ぎなしで泳ぐアプニアという種目に取り組んでいます。水深5メートルのプールに潜って呼吸を止め、泳いでいく感じですかね。確か(お笑いコンビ)オードリーの春日さんがやっていたと思います。
まだ始めて間もないのですが、教えてくださる方から「筋がいい」と言われました。最初は呼吸を止めて底まで潜ることができないことも多いみたいなんです。もしかしたらボクシングのトレーニングでヨガを取り入れていたことが、生きたのかも。競技の年齢制限はないですし、今後は選手としてやっていければなと思っています。
最後に一つ。過去にいろいろあった元協栄ジム会長の金平(桂一郎)さんとは連絡を取るようになっていて、アドバイスをいただいています。もしかしたら今後、また一緒に何かできることがあるかもしれませんね。 (終わり)













