16世紀から17世紀にかけて活躍した画家、エル・グレコの作品から、ビートたけしの作品まで幅広い絵画が展示されているのが、15日に千葉・木更津市に開館した「美術喫茶 エル」だ。木更津の新名所にもなりそうだ。

 エル・グレコの絵画は日本に2点しかないとされてきたが「美術喫茶 エル」には3点目となる「聖ヴェロニカ」が展示されている。同施設を運営する岩本一美社長は「1570年代に描かれた作品と聞いています。所有者の方がこの作品を手に入れたことが〝奇跡中の奇跡〟と考え、この作品を世に出して多くの人に見てもらいたいということで、この『美術喫茶 エル』を建設するに至りました」。

今月オープンした「美術喫茶 エル」
今月オープンした「美術喫茶 エル」

 他にも色彩の魔術師と称される画家のマルク・シャガールの作品や、北野武として監督を務めた映画「HANA―BI」で使用した時に作成した絵画も展示されている。

 岩本社長は「この絵画は映画の撮影が終わった後に、譲り受けたものだと聞いています。ほかにもビートたけしさんの作品は複数、展示しております。独特の世界観を感じていただきたいです」と語る。

「喫茶」と銘打ってあるように、美術を楽しむだけでなく、食事も堪能できる。木更津と言えばアウトレットが有名だが、「美術喫茶 エル」も新たな新名所となりそうだ。