〝業師〟が本領発揮だ。大相撲春場所4日目(12日、東京・両国国技館)、幕内翔猿(32=追手風)が大関経験者の幕内高安(35=田子ノ浦)を下し、今場所初白星を挙げた。突き放しにくる高安の攻めを押し返してしのぐと、鮮やかな蹴返しを決めて相手を土俵にはわせた。

 初日から3連勝中の相手に土をつけた取組後は「どんどん攻められてよかったです。起こされないように攻めていこうと思った。(蹴返しは)とっさだったので。決まったんでよかったです。初白星? よかったです。今日はいい相撲を取れた」と振り返った。

 5日目(13日)は大関大の里(二所ノ関)と対戦。今場所初の大関戦にも「やることは変わらないです」と表情を引き締めた。