J1浦和が守備を立て直して8日のホーム岡山戦で開幕5戦目にして今季初勝利を挙げた。後半4分にFWチアゴサンタナが挙げた1点を守り切った。

 今季埼スタ初戦となった前節・柏戦は0―2で完敗。その試合後、マチェイ・スコルジャ監督は「まずは守備の安定を考えないといけない。ウチは守備の安定が特長なので、そこを早く修正すれば、全体が自信を持って戦えるようになると思う」と課題を挙げていたが、約1週間で立て直しに成功した。

 GK西川周作は「(柏戦は)なかなか守備がうまくいかなかったので、この1週間で監督中心に修正しながら、自分たちが消極的なプレーをしないで『抜かれてもいいからハメにいこう』と強くみんなで言い続けた。やっぱ、そこに対してファン・サポーターの声援がついてくる。一つとなって戦えた感がある」と勝利をかみしめた。

 その上で「後ろから見てて、切り替えが早かったので、1人に対して2人いけたりとかで奪えたりとか、(開幕戦の)神戸戦の残像があって、それに近い切り替えの早さだった。自分たちはそうしていかないといけないし、そこをサボると勝てるゲームも勝てなくなってしまう。この勝った感覚はみんなで共有していければ」と語った。

 さらに「後ろが重くなってしまうのが一番よくない。(右サイドバックで主将の)関根選手から『高い位置でいかせるし、自分も高い位置でいく』と練習からやっていた。センターバックもアグレッシブに前へいけば、一人二人かわされても、後ろがしっかり上げていれば守れるということを後ろから示せた」と手応えを口にした。