〝因縁の相手〟を撃破だ。明治安田J1リーグ第3節が26日に行われ、東京Vが町田戦(Gスタ)で1―0と快勝し、今季初白星を挙げた。

 東京Vは開幕から2試合連続で完封負けと苦しいスタート。だが、この日はようやく本来の持ち味を発揮した。前半13分にFW新井悠太のクロスに、MF斎藤功佑が右足で合わせて待望のチーム初得点を挙げる。後半は町田の得意なロングスローなどのセットプレーで猛攻を仕掛けられたが、きっちりと守りきって勝ち点3を獲得した。

 同じ東京を本拠地とする両チームは、J2時代から激しい火花を散らしてきた。だが、ともに昇格した昨季の公式戦で東京Vは、町田に2連敗。しかもアウェーでは、0―5と屈辱的な敗戦を喫していた。

 同じ場所で雪辱を果たした城福浩監督は、今回の勝因を「われわれがやってきたことを信じて、自分たちのサッカーをやり通せた。町田は選手のレベルが非常に高いけど、それを恐れて相手の対策からスタートしたら、個に圧倒されたと思う」と語った。

 さらに、DF千田海人は町田対策についてこう明かした。「相手のサッカーでも去年のベースがあるし、少し変わっているところを分析した。ただ相手の分析よりも、今週は自分たちが変わらないといけないところにフォーカスした」と強調。そして、町田の武器であるセットプレーには「去年も戦っているし、今週もそこの対策はしていた」と徹底的に策を講じてリベンジにつなげた。

 名門が〝東京クラシック〟で仇敵を撃破し、逆襲を狙う。