異次元対談が実現だ。「東京スポーツ新聞社制定2024プロレス大賞supported byにしたんクリニック」で最優秀タッグ賞を獲得した全日本プロレスの世界タッグ王者・斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ=38)と、技能賞を受賞した〝バカサバイバー〟こと青木真也(41)が危険な初遭遇を果たした。これまで接点のなかった3人による、かみ合っているようでいないような?不可思議なトークを公開する。(構成・前田 聡)

1月8日、盛大に行われたプロレス大賞授賞式
1月8日、盛大に行われたプロレス大賞授賞式

 ――まず受賞の感想を

 青木 これが最初で最後の一期一会かな、と。

 ジュン 一昨年、取り逃してからずっと目標にしていたので、素直にうれしい。俺たちはこれから永遠に取り続けたい。

 青木 ダメだろ。ずっと一人が取ったら、業界が衰退しちゃうじゃないか!

 ジュン それはそうなんですけど…。でも5年、10年くらいは取りたい。それで衰退したとしてもしょうがない!

 レイ 俺も同じ考えだ。衰退するっていうのも分かるけど、レスラーは自分勝手なものだからな。

 青木 なんてヤツらだ…。

 ――初めて出席した授賞式の感想は

 青木 レスリング協会の会長(富山英明氏)の話が長かった。

 レイ イッヒッヒ…(笑い)。

 ジュン 俺たちも裏で「長いな…」って話をしていました。順番が次で待機していたので、裏から「DOOM!」って言いそうになったくらいだ。でも、会場でやるのはいいもんだな。甘いものも食べられたし。

 レイ いろんな人がいて刺激になったよな。ビールも飲めたし。

 ――お互いの印象は

 青木「大きい」っていう一番大事な説得力がある。格闘技でもそうだけど、どんなに練習してもデカくはなれないから、素直にうらやましいよ。あと、俺はタッグパートナーがいないからさ。人間性の問題で…。2人はずっと一緒なの?

 ジュン 双子だから生まれてからずっと一緒です。だからプロレスで組むのも自然でした。逆に青木さんは、タッグではどういう感覚なんですか。

 青木 タッグパートナーという概念がないんですよ。全員が敵ですね。

 ジュン なるほど。俺たちからの印象? まだ練習生の時、青木さんが全日本に参戦したことがあった。その時、全然タイプが違うと思った。自分らはグラウンドとか関節技とか使わないので。だからとても興味深かったな。あとは「相撲をやっても強いだろうな」と思った。

 青木 でも俺、相撲は鈴川真一に勝てなかったから…。

 ジュン&レイ ……。

 青木 あいつ、むちゃくちゃ強いんだよ。あとは将軍岡本にもぶつかったけど、手も足も出なかった。あ、でも納谷幸男だったら勝てるんですよ。

 ジュン ぜひ、自分たちがいた出羽海部屋に、みんなでぶつかり稽古をしに行きたいです。

 レイ 一緒に行きましょう。みんなで四股を踏みたい。

 青木 いいね、ぜひ。俺、合同練習なんてだいたい断られるから、すっげえうれしいよ。さっきも〝黒幕の黒幕〟に合同練習を申し込んだけど、断られたばっかりだし。

 ジュン 今の全日本にいないタイプの方なので、刺激になると思う。ぜひ来てもらいたいです。

青木真也(右)の話に聞き入る斉藤ブラザーズ
青木真也(右)の話に聞き入る斉藤ブラザーズ

 ――それぞれに言いたいことはあるか

 青木 ぜひ兄弟対決をして仲たがいしてください。それで俺が片方と組んで黒幕になりますよ。

 ジュン ……。

 レイ あ、俺から最後に聞きたいことがあるんです。コンディションのことなんですけど、食事制限とかはどうしてますか。お酒とか。

 青木 僕、飲まないんですよ。飲めないんで。

 ジュン やっぱり禁酒した方がいいですよね?

 青木 した方がいい。

 レイ え…?

 ジュン フフフ…。お前、禁酒しろよ。

 レイ そんなこと言うなら、甘いものもやめた方がいいですよね。

 青木 そうですね。糖質は取りすぎない方がいいから。

 ジュン え…? 最後に苦しい展開になってしまったな。DOOM…。