大みそかの格闘技イベント「RIZIN DECADE」(さいたまスーパーアリーナ)でV4戦を行うことが決まったRIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ(35=ブラジル)が世界に挑む朝倉海(31)の挑戦を分析した。

 サトシは5日、都内で行われた会見に出席。前RIZINフェザー級王者のヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)を迎えての王座戦が決まり「みんなにいい試合を見せたい。今回は柔術でフィニッシュ考えます」とボンサイ柔術仕込みの寝技での一本勝ちを誓った。

 そんなRIZINの絶対王者が熱い視線を送るのが海だ。米総合格闘技イベント「UFC310」(7日=日本時間8日、ネバダ州ラスベガス)でアレシャンドレ・パントージャ(34=ブラジル)の持つUFCフライ級王座に挑戦する。この一戦についてサトシは「もちろん朝倉にすごいチャンスがある」と断言した。

 そして海の勝機を「パントージャは強いけど、やられる時はよくパンチでやられるから。朝倉もパンチが強いからチャンスがあります」と打撃でのKOにあるとする。一方で「パントージャの一番強いポイントがグラウンドの決め技(関節技)や絞め技だからそれだけ心配。朝倉は初めてのUFCのルールとか初めてのアメリカでの試合とかでもあるから」と警戒すべき点を挙げた。

 これらを踏まえ「1ラウンド(R)か2Rで決めれば、朝倉が勝つ大きいチャンスがある。その後3R以降は難しくなると思います」と早期決着なら海、長期戦ならパントージャと予想した。健闘を祈るサトシの思いは届くか――。