再入幕へ気合十分だ。大相撲秋場所12日目(19日、東京・両国国技館)、春場所で新入幕優勝の十両尊富士(25=伊勢ヶ浜)が十両千代翔馬(九重)を寄り切って11勝目(1敗)を挙げた。
10日目は十両東白龍(玉ノ井)にはたき込まれて初黒星を喫し、11日目は対戦相手が休場したため不戦勝となっていた。この日の取組後に、尊富士は「慌てて前回(10日目)負けたので、修正しながら慌てずに取りました」と納得の表情を浮かべた。
十両の優勝争いでは、唯一の2敗だった千代翔馬に土をつけ、早ければ明日の13日目に尊富士の優勝が決まる。このまま白星を積み重ねれば、来場所での幕内復帰も視界に入る。「十両優勝? そんなに意識はしていないし、15日間取りきるだけ。自分の取組でしっかり戦う。幕内復帰? そう思わないと、勝ち星は挙がっていかない。そういう意識でやっていく」と、返り入幕へ闘志を燃やした。
先場所優勝した兄弟子の横綱照ノ富士が、両ヒザの古傷などの影響で初日から休場している。「横綱不在の場所だけど、伊勢ヶ浜部屋のみんなで(今場所を)盛り上げられるように。お客さんに喜んでもらうために、15日間(相撲が)あると思うので。集中してやるだけです」と言葉に力を込めた。












