新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」10日仙台大会のBブロック公式戦で、ボルチン・オレッグ(31)がKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介=29、AEW&DDT)から3勝目をあげた。

 デビュー1年3か月でG1初出場を果たしたカザフスタン出身のレスリングエリートは、ここまで2勝5敗。すでに優勝決定トーナメント進出の可能性は断たれているが、驚異の身体能力で米AEWで活躍する竹下との公式戦で大爆発した。

 ノータッチトペコンヒーロで主導権を握られたボルチンは、カミカゼを回避されるとジャーマン合戦から強烈なエルボーを浴びてしまう。それでも竹下の必殺技レイジングファイヤーだけは決めさせない。高角度ジャーマンでマットに突き刺すと、ドロップキックを発射して形勢逆転に成功する。

 意地を見せる竹下はワガママを繰り出すが、ボルチンはこれをキャッチして阻止する。さらにジャンピングラリアートをそのまま捕まえて担ぎ上げると、ついにバーディクトがさく裂。最後はカミカゼで3カウントを奪ってみせた。

 殊勲の勝利をあげたボルチンは「2、3か月前に竹下選手の試合を見て、あの選手すごいな、迫力があるし絶対試合したいなと思ったんですね」と告白。「やっぱり強かったですね。すごいと思う。竹下の言葉はめちゃムカつくから。新日本のアルファは違うから。それが力になって今日は勝ったけど、また次、いつでもやりましょう。絶対自分も強くなるから、どこでもやりましょう」と、将来的な再戦を熱望していた。