防衛省でUAP(未確認異常現象)の情報を取りまとめるセクション・人物が決まっていたことが分かった。30日、衆院安全保障会での〝UFO議員〟こと日本維新の会の浅川義治議員の質問で判明した。

 衆院安保委は30日、防衛省・自衛隊の一連の不祥事を巡って閉会中審査を行った。質問に立った浅川義治氏は、不祥事が起きた原因について、管理、報告の問題などを掘り下げた。また、木原稔防衛相の対応などにも言及した。

 その後、話題を変えて、「防衛省の大和太郎防衛政策局長のもとに、UAP・UFOの問題についての新たな進展があったと伝え聞いているんですが、お答えいただくことはできますか?」とUFO問題を切り込んだ。

 大和氏は「〝識別不能な物体〟も含めたわが国の安全に関わる事情につきましては、防衛政策局と統合幕僚監部を中心に、防衛省・自衛隊のさまざまな部隊、組織、いろいろなレベルで日々情報を共有・集約して、緊密に連携しながら取り組んでおります。関係省庁との間でも、わが国の安全保障に関するさまざまな事象について情報共有を行っております。その上で、全体の防衛省・自衛隊の総括機能は私のところの防衛政策局が担っています。大臣のリーダーシップのもとで関係部署間が緊密に連携し、わが国の防衛を全うするために着実に情報収集・分析に取り組んでいきます」と答えた。

 浅川氏は「極論ですが、私は、情報を開示することで一番重要なのはUFO問題と言ってきました。行政の情報を開示されなければ、われわれ国会の意味がないんです。ですから、われわれは情報開示を求めていきます」と述べた。

 この質疑をチェックしたUFO研究家の竹本良氏は「UAP問題を取りまとめるのは、防衛省防衛政策局であることが判明しました。大和太郎局長がその指揮にあたるようです。令和6年6月6日の〝UFO議連(正式名称・安全保障から考える未確認異常現象解明議員連盟)〟発足以来、進展のなかった事情が一変したといえるかもしれません。ようやく〝日本版〟AARO(米国防総省傘下の全領域異常解決局)への第一歩を踏み出した感があります。UFOファンにとっては快挙といえるのではないでしょうか?」と指摘している。