「にしたんクリニック」などで有名なエクスコムグローバル株式会社の西村誠司代表取締役社長(54)が、東京都渋谷区に総工費30億円超えの豪邸を建設中で7月下旬に完成予定だ。一見すると大金持ちによる予算度外視のトンデモ邸宅だが、西村社長にはマーケティング手法に基づいたとある“回収策”があるという――。
――“豪邸”の全貌を教えてください
西村 外観にはパラボラッチョっていう1本4000万円する南米の木と、反対側に3000万円のオリーブの木が来る予定です。中に入って1階には滝が流れています。2階、3階は住居で4階が屋上。このプールには4000万円の金の滑り台があって、人工炭酸泉の露天風呂やサウナ、水風呂もあります。
――自宅に滝とプール!?
西村 水平線のように果てしなく見える屋上のインフィニティプールは深さと重さが結構あって。設計者からは「1階か地下じゃダメですか?」って何度も聞かれました(笑い)。
――総工費は
西村 土地がだいたい17億くらいで建物が10億くらい、合計27億くらいでできればなってイメージだったんです。でも追加の工事をやったら合計30億くらいまでいっちゃった。
――大幅予算オーバーでは?
西村 今、実際にテレビや雑誌からの撮影依頼が来てるんです。例えばゴールデンタイムのテレビ番組の尺で、自宅が細やかに紹介されることを広告換算すれば1億円近い価値があります。年間少し出るだけで数年で10億円を超える効果が期待できるんです。だから、いくらで造ろうっていうのは最初からなくて、積み上げていくとその値段になっちゃったくらいの感じですね。うちのCM作りもそういうところがあります。
――「にしたん」のワードが印象的な新CMが27日から放送される
西村 ラップみたいに「にしたん」って言わないといけないから結構難しいんですよ(笑い)。あと、こういうのって子供たちがマネするんですよね。実際にうちのサービスを使う層ではないけど、子供たちって家とか親の前でやるんです。これが親世代への大きな宣伝になるんです。
――マーケティング力がすさまじい
西村 毎回CM作るときは必ず意識しています。だから(邸宅前の)パラボラッチョの木だったり屋上のプールだったり、一目で印象に残せるものは大事ですね。そういえばうちはシングルマザー・ファーザー家庭の支援企画もやっていて、この前はノーアポで石垣島に会いに行ったんです。今度は夏になったら屋上のプールに家族を招待してもいいな。
――事業拡大の裏でひとり親家庭を支援してきた
西村 自分は人よりもお金を持ってあらゆる経験をしたから見えてきたものがあって、人の幸せっていうのは家族の普通の一瞬一瞬の温かみだったりするのかなって分かってきたんです。そしてこの企画でそれを強く実感したかな。今後ももちろん続けていくし、こういうのは広がってほしいよね。
☆にしむら・せいじ 1970年5月20日生まれ。「イモトのWiFi」や「にしたんクリニック」などで知られるエクスコムグローバル株式会社代表取締役社長として活躍。












