〝神前Vパレード〟だ。大相撲夏場所13日目(24日、東京・両国国技館)、新小結大の里(23=二所ノ関)が幕内宇良(木瀬)を押し出して10勝目。大関琴桜(佐渡ヶ嶽)と3敗で並んで首位を守った。取組後は「まだ場所が終わってないので、しっかり頑張ります」と表情を引き締めた。
師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は2022年6月、茨城・阿見町に部屋を開設。今年2月には部屋の鹿嶋後援会が発足し、同市の田口伸一市長(56)が会長を務めている。同親方は入門前の中学3年時に同市内の鹿島神宮を訪れ、初詣をしたことでも知られている。取材に応じた田口市長は「(後援会設立は)師匠が茨城出身なのと、鹿島神宮が武道の神様である『武甕槌大神(タケミカヅチ神)』を祭っているから。親方が横綱の時に土俵入りもしている」と説明した。
2月3日に行われた鹿島神宮の節分祭には、師匠と大の里も参加。その当日、後援会の設立総会が行われた。田口市長は「節分祭の休憩時間が1時間ぐらいあって、大の里と食事をさせてもらった。ニコニコしながら受け答えが丁寧で、応援してあげようと思った。まずはケガをしない力士であってほしい。土俵際でも踏ん張りのきいた相撲でしっかり勝って、大横綱になってほしい」とエールを送る。
今場所の活躍については「素直にうれしい。もし優勝とかになれば、パレードや土俵入りの話も出てくると思う。鹿島神宮の正面の門前通りが石畳になっていて、200メートルぐらい続いている。(サッカーJ1の)鹿島アントラーズが優勝した時に、そこでパレードをした」と声を弾ませた。
武道の神様に〝V報告〟はなるか。












