2012年ロンドン五輪で銀を含む3個のメダルを獲得した競泳男子の入江陵介(34=イトマン東進)が〝サプライズゲスト〟の登場に目を潤ませた。

 3日に都内で行われた引退会見の終盤には、五輪2大会連続2冠の北島康介氏(41)が登場。2012年ロンドン五輪では400メートルメドレーリレーのメンバーとして銀メダル獲得に貢献した大先輩から花束を贈られると「びっくりの涙。昨日LINEしたのに帰ってこないなと思っていた(笑い)。まさか来てくださるとは正直思っていなかった。北京五輪では同じ部屋ですごく緊張もしたけど、今振り返ると日本代表の英才教育を受けて育ったんだなと。すごいありがたい」と感謝を述べた。

 後輩の涙に北島氏は「(LINEは)直接言いたかったので」とあえて返信しなかった理由を明かした上で「北京は僕も金メダルを取りにいく緊張感があったので、陵介にもうちょっと気楽に生活させてあげたかった心残りがある。ロンドンの時は陵介頼みで、自分が調子が悪い中で引っ張ってくれた。日本のスポーツ界であったり、水泳界を応援する立場として、やっぱりまだまだ引っ張っていけると僕は思っている」とエールを送った。

 壇上ではゴルフに行く約束を交わした2人。仲睦まじい姿を見せたが、入江が「フルマラソンに挑戦したい」と話すと、北島氏は驚きの表情を浮かべていた。