格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 9」(23日、神戸ワールド記念ホール)の出場選手インタビューが21日に大阪市内で行われ、木村〝フィリップ〟ミノル(30=ブラジル)と対戦するブアカーオ・バンチャメーク(41=タイ)が闘志をみなぎらせた。

 試合を控えたブアカーオは「心境としてはいつも通りです。経験もあるし、2日前だからといって緊張もない」とほほ笑む。対する木村のことは知っていたというが「タイの選手と戦っているのを見たことがある。だが、まさか自分が戦うことになると思わなかった」と意外だったという。そして「これまで見てきた限り強い選手だと思う。最近試合数が少ないかなと感じていて、自分の方が経験が多いし有利かなと思います」と胸を張った。

 その木村が昨年ドーピング検査で陽性を示し、出場停止となっていたことを「もちろん知っています。自分としてはドーピングを使うこと自体に同意できない。ドーピングは反則行為だし、ドーピングをすることで相手よりも優位な状態になる。そういう状態を作るのは良くないと思う」とピシャリ。自身について「自分は(ドーピングを)したことがない。きれいな体で必死に作ってきたから、そういうことに全く同意できない」と話す。そして「きれいな体で戦うことを通じて木村の気持ちを『自分は二度とドーピングしない』と改めることができたら意味があると思います」と静かに語る。そして「試合後、自分としてもきれいな体であることを証明するために検査を受けることは何ら異議はありません」と検査を受けるとした。

 なお、プロボクシング元世界6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)とボクシングルールでの試合が今年1月に予定されたが2回延期になり先が見えない状況となっている。その現状を「今は向こうのプロモーターと話している。聞いているのは『パッキャオは戦える状況にない』という情報で『細かいことをこちらにも教えてほしい』と伝えています」と説明。ボクシングとキックでは調整が異なるが「もちろん練習方法を変えないといけないが、キックは常に練習していて、その中にボクシングを加える形でやっています。蹴りの練習は不足していない? もちろん」と、今回の試合への影響はないと断言していた。