大相撲春場所7日目(16日、大阪府立体育会館)、新大関の琴ノ若(26=佐渡ヶ嶽)が幕内明生(28=立浪)を小手投げで5勝目(2敗)。取組後に琴ノ若は「慌てずに落ち着いて取ろうと思った。余計なことは考えずに、また明日準備したい」と気を引き締めた。
この日から、1月の初場所で優勝争いを演じた横綱照ノ富士(32=伊勢ヶ浜)が、腰痛の悪化により休場。今場所の優勝争いに影響が出そうだが、琴ノ若は「変わらずに自分のことをやる。横綱が休場しても余計なことは考えずに、目の前の一番に集中するだけ。そうすれば自然と結果につながる」と表情を引き締めた。
8日目は、結びの一番で関脇若元春(30=荒汐)と対戦する。お互いに幕内初優勝を目指す2敗同士で、負けられない戦いとなる。琴ノ若は「(結びでも)変わらずにしっかりやるだけ。その日の土俵をしっかり務めるだけ」と冷静に語った。
今場所後に、祖父で元横綱の「琴桜」に改名を予定している。父で師匠の佐渡ヶ嶽親方(元関脇琴ノ若)から受け継いだ「琴ノ若」で優勝を目指せるのは、今場所がラストチャンス。初の〝賜杯〟獲得へ、静かに闘志を燃やしている。












