大相撲春場所(大阪府立体育会館)が中盤に差し掛かる一方で、宮城野部屋の処遇問題の行方に注目が集まっている。元幕内北青鵬の暴力騒動を受けて、同部屋は今場所限りで一時閉鎖となる見通し。4月以降の処遇については、伊勢ヶ浜一門の代表である浅香山親方(元大関魁皇)が自身の部屋で宮城野親方(39=元横綱白鵬)と所属力士全員を預かる案が浮上し、現在調整が続いている。

 春場所6日目の15日、浅香山親方(元大関魁皇)は報道陣の取材に対応せず、2日連続で沈黙を守った。一門の朝日山親方(元関脇琴錦)は「何も分からない。浅香山親方に聞いてください」。宮城野部屋の師匠代行を務める玉垣親方(元小結智乃花)も「(動きは)何もない。何か進展があれば、浅香山親方から話してもらえると思う。『こうなりました』ということを受けとめるだけ」と一門の長に対応を一任していることを強調した。

 玉垣親方は31日に開催される三重・伊勢神宮奉納大相撲の担当を務めており、春場所後の27日には現地入りする予定。「こちら(大阪)にいる間に決めてほしい。そうでなければ(宮城野部屋力士に対する)責任が持てなくなる」とも話しており、最終決定のリミットは刻一刻と近づいている。