アメリカのビジネスマンを中心に注目されているマインドフルネス。その瞑想法を自分でやってみたい人向けに簡単な実践法を紹介する。
【1回5分でもOK】
マインドフルネスの瞑想のやり方を紹介している情報サイト「健康経営DSマガジン」(https://hr.ds-b.jp/)から抜粋してみよう。瞑想の基本姿勢は、イスに座って背中をもたれさせないよう浅く座り、骨盤を垂直に立てるような感じで背筋を伸ばして座る。このとき、肩を数回まわして胸が開ききった状態で腕を下ろし、手はヒザの上に乗せる。
瞑想は、目を閉じるか半目にしてゆったりと構え、腹式呼吸を行う。呼吸は意識的にするのではなく、浅すぎず深すぎず自然体の呼吸を心掛けるのが基本だ。
そして呼吸に注意を向け、自分の中に入って出ていく呼吸の流れに集中する。周囲の音や雑念に気が散ってしまったときは、もう一度呼吸の流れに意識を戻すようにする。
こうした呼吸を5~10分ほど繰り返したら、少しずつ意識を自分に戻す。自分に意識が集中できたらゆっくりと目を開けて瞑想を終了する。
マインドフルネス瞑想は、1回5~10分くらいでも構わないが、可能なら毎日、少なくとも週1回は瞑想すると効果があるそうだ。
紹介したのは、簡単に取り組むことができる実践法のごく一部の抜粋であり、さらには、意識の持ち方や呼吸に集中する方法などさまざまな注意点も紹介されている。実際にやってみようという方はサイトを参照いただくほうがわかりやすいかもしれない。同サイトではマインドフルネス瞑想の実践法の動画も見ることができる。
【企業の生産性向上にも】
なお、健康経営DSマガジンは、従業員の健康を戦略的に考える企業をサポートするための情報サイトである。マインドフルネスも健康経営に寄与するわけだ。
なお、こうしたマインドフルネス実践法を紹介しているサイトは種々ある。それぞれやり方に違いがあるので、興味のある方は比較して自分でやれそうな方法を参考にしていただきたい。
マインドフルネスの名称の由来は、ある仏教経典の中の日本語では「気付き」と訳される言葉とされる。つまり気付きの状態がマインドフルネスという状態ということになる。
21世紀に入って脳科学が発展すると、マインドフルネスがメンタルヘルスや生産性の向上に効果があることが科学的に実証されるようになった。前回ご紹介したようにグーグルが瞑想プログラムを採用したのも、そうした影響があったものと思われる。
ただし、注意が必要なのは重度のうつ病やPTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱えている人はマインドフルネスに不向きで、さらに症状が悪化してしまう危険性があることだ。必ず医師と相談した上で実践する必要があるとされている。
もちろん個人差があって、人により、またその人の人生ステージによって瞑想が合うとばかりは限らないが、心の中から身体を元気にしてみたいという人は一度試してみるといいのではないだろうか。










