日本映画界の祭典「第47回 日本アカデミー賞 授賞式」が8日、都内で開催され、最優秀主演男優賞に俳優・役所広司(68)が輝いた。
役所は、ヴィム・ヴェンダース監督が手掛けた日独合作映画「PERFECT DAYS」で主演した。また、同賞は4回目の受賞。
ブロンズ像を手に「ホント嬉しいです。良いもんですね。嬉しい」と率直な思いを吐露すると「この映画のスタートは、自分がやったことないスタートでした。『公共のものを大切にしたい』という制作者の柳井康治さんの思いから始まって、世界中のお客さんが『PERFECT DAYS』を楽しんでいただいてることに感謝したいと思います」と世界各国で高い評価を受けていることに触れた。
また、今年のアカデミー賞は「ゴジラ-1.0」が各最優秀賞を席巻するなか、自身の受賞で「PERFECT DAYS」にも注目が集まり「これでやっとゴジラの牙を抜いた感じがします(笑い)」とおどけながら喜んだ。
最優秀助演男優賞は「月」(石井裕也監督)に出演した、俳優の磯村勇斗(31)が受賞した。
同作は、16年7月に実際に起きた相模原障害者殺傷事件を題材にした同名小説を映画化した作品。この衝撃作で〝加害者〟を演じた磯村は、制作や公開にあたって大きな障壁があったことを明かした。
「映画を1本、お客さまの前に届けるのがどれだけ大変かを凄く痛感した作品。自分は、今は亡きスターサンズ代表・河村光庸プロデューサーに声をかけてもらって、石井裕也監督やスタッフ、キャストの皆さんと覚悟を持って取り組んできたので、自分でもらうというよりは、チームの皆さんと喜びを分かち合いたい」と謙虚に喜びを語った。












