【病院通いになる前に健康寿命を伸ばす! プレメディカルケア】

スポーツトレーナー・永井正彦氏による健康アドバイス。実際の事例をもとに、解説します。

【お悩み】就職活動に伴う面接を控えています。「姿勢良く座る」とはどういうことなのか、具体的なポイントがあれば知りたいです。(20代女性)

【アドバイス】アゴを引き、坐骨からお尻を落とすイメージで着席するときれいに座れます。

【解説】面接時「そこにおかけください」と言われたら、どう座ればきれいな所作に見えるのかという相談でした。

 きれいな所作のポイントは、立つ時も座る時もアゴを引くことです。アゴを引いた状態で背中を伸ばし、お尻の両方にある坐骨から体重を落とすのが理想です。

 座ったら、肩峰(けんぽう)と呼ばれる肩の飛び出ている骨、耳たぶ、ヒザの外側の位置が一直線に並び、足の裏をピタッと床につけるのが理想の座り姿勢です。 

 近年は首がストレートネックになっている人を多く見かけます。スマホ首ともいわれるストレートネックの要因はアゴを突き出した状態でスマホを見ているからです。

 アゴを引くとは、鎖骨の中心にある出っ張りとアゴの間にこぶし2個分あるイメージです。アゴを引くと首にストレッチがかかるので、背中も自然に伸びたS字カーブ状態になります。

 勉強や食事の時も含め、日常から姿勢のいい座り方ができていれば、内臓を圧迫することもないので、基礎代謝も高くなります。

 姿勢良く座るためには、椅子と机との距離感が体に合っているかどうかも大事です。椅子の高さは、座って机に手を置いた時、肩が上がらない高さがベストです。自宅の椅子の高さも見直してみると、普段から姿勢良く座れるようになれます。