ボクシングのWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ(24日、東京・両国国技館)で、クリスチャン・バカセグア(26=メキシコ)を12ラウンド(R)3―0の判定で下し、世界最速の4階級制覇を達成した田中恒成(28=畑中)が25日、都内で一夜明け会見に臨んだ。
8Rに右ストレートでダウンを奪うなど、12Rを通して相手を圧倒。試合後について田中は「ホテルでゆっくりしていたし、睡眠もある程度とれた。ダメージと体の疲労もあまりなく、これまででも一番ないかなと思う」と語った。
4階級制覇に挑むのは2度目だった。前回の2020年12月で、当時のWBO同級王者(現WBA王者)井岡一翔(志成)に挑んだが、ダウンを2度奪われて初黒星を喫した。そこから約3年で再起を果たし、田中は「一回失敗したところから時間がたった。こうやってはい上がって、またチャンピオンになって、ここで終わらずに結果を出していくのが大事。その過程を見せていきたい」と新王者としてのやる気を見せた。
今後の目標は「この階級での4団体統一」と宣言。井岡はWBC同級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(33=メキシコ)との統一戦を熱望している。田中がベルトを保持し続ければ、リベンジのチャンスが出てくる。まずはWBOからの指名試合に向けて「ここから世界チャンピオンとして、どういうボクシングをしていくのかが大切。指名戦になるので、勝ち続けていきたい」と気を引き締めた。












