格闘技イベント「CHAKURIKI 19」(21日、後楽園ホール)で、引退セレモニーを行った元K―1ファイターのノブ・ハヤシ(45)に、K―1創始者の石井和義・正道会館館長がねぎらいの言葉を送った。

 白血病を克服したハヤシは、この日のメインで天田ヒロミと2分2ラウンドのエキシビションで対戦。2004年の「K―1 JAPAN GP」決勝戦で敗れた天田と引き分けると、ハグして健闘をたたえ合った。セレモニーでは今後チャクリキ・ジャパンの代表に就任するとして「キックボクシングを微力ながらも大きくしていきたい。ドージョーチャクリキとして名前を売りたいし興行をやっていきたいです」と後進の育成に尽力すると誓った。

 そんなハヤシの「K―1 JAPAN」での活躍を見ていた石井館長は「白血病を克服してファイターを続けて、不屈の魂というか決してあきらめない姿勢、粘り強さ、頑張りを僕たちに示してくれました」と目を細める。参戦当時を振り返り「衝撃的に強かった。すごいのが出てきたと思った。オランダのチャクリキに行ってトレーニングして、チャクリキを日本に広めてくれた功労者ですね。それを応援してきた甘井(もとゆきチャクリキ・ジャパン代表)さんの努力や頑張りにも頭が下がります」。今後に向け「これからは選手を育てる立場で格闘技をメジャーにすることに尽力してほしいと思っています」と期待を込めた。

 指導者としての手腕に期待大だ。