絶対女王はどこへ向かう? 女子総合格闘技イベント「DEEP JEWELS 53」(24日、東京・ニューピアホール)で、DEEP JEWELSフライ級王者の中井りん(39)が奥富夕夏(27)を判定5―0で下し、王座初防衛に成功した。
試合は序盤、左右に動きながら打撃を放ってくる奥富を捕らえられずにまさかの苦戦を強いられる。それでも2ラウンド(R)中盤、強烈なボディーを叩き込んで動きを鈍らせると、相手のタックルを潰して背後を取るなど優位に進め、しっかりと勝利した。
試合後、中井は所属する修斗道場四国のWILD宇佐美館長とともに「悪い人のいうウソを信じないでください。正義は必ず勝つと思うので、私と宇佐美館長の言うことが絶対に正しいです」とアピール。「私たちは何も悪くないので、今まで通り続けていきます」と変わらぬ活躍を誓った。
ここまで13戦連続で、一本かKOのフィニッシュで勝利していた記録はストップ。今回、そのような圧勝にならなかったことにDEEPの佐伯繁代表は「56・7キロでやったのが、久々だったんですよね。タイトルマッチ以外はキャッチウエートが多かったから。それに、精神的なこともあったのかもしれないし」と話した。
気になるのは絶対女王の今後だが、佐伯代表は「階級的に日本人がそんなにいないっていうところが大きな問題ですよね、実際。そこを今後どうしていくかって言ったら、俺らもあんまり…。外国人選手を連れてくることしかできないから」と苦しい事情を明かす。強すぎるがゆえに、日本人ライバルが不在の状況で「なかなか難しいよね。これが49キロだったら、話は全然変わるんだけど…」と吐露した。
はたして次に中井が上がる舞台は、どこになるか。












