女子総合格闘技イベント「DEEP JEWELS 53」(24日、東京・ニューピアホール)で、DEEP JEWELSフライ級王者の中井りん(39)が奥富夕夏(27)を判定5―0で下し王座初防衛に成功した。

 1R序盤、中井は相手の出方を見るように距離を取りつつパンチを放つ。相手は積極的に前に出てきたが組むことは許さず、ラウンド終盤にはローキックで一瞬尻もちをつかせる場面もあった。

 2Rも動く相手をなかなかとらえきれなかったが、思いボディーを叩き込んでダメージを与える。その後、動きが鈍くなった相手にさらにパンチをヒットさせると、タックルを潰して背中につくことに成功。そこから首を狙ったが、ラウンド中に仕留めることはできなかった。

 最終3Rも相手のタックルを潰して上になると、腕を取って腕十字を狙う。相手の必死のディフェンスで決めることはできなかったが、最後までペースを握り続けて貫禄勝利となった。

 試合後、中井は白い紙を片手にマイクを持つと「みなさん、悪い人のいうウソを信じないでください。正義は必ず勝つと思うので、私と宇佐美館長の言うことが絶対に正しいです。私たちは何も悪くないので、今まで通り続けていきます」とアピールだ。続いて中井が所属する修斗道場四国のWILD宇佐美館長もマイクを手にして「悪い人に抵抗するよりも協力して助けくれる皆さんと手を携えて、前に進んでいくことの方が大事だと分かりましたので、これからもよろしくお願いします」と呼びかけた。