厳しい〝再船出〟になった。プロレス・格闘技イベント「CHAKURIKI 19」(21日、後楽園ホール)で大相撲元幕内若麒麟の鈴川真一(40)がリングに復帰。プロレスルールの3WAY戦で鈴木秀樹、定アキラと対戦した。

 鈴川は、2021年3月に大麻取締法違反(所持)の疑いで現行犯で2度目の逮捕をされて以来のリング復帰となった。しかし久々のリングということもあってか好機を作れず、場外戦で鈴木と定にダブルブレーンバスターで叩きつけられるなど大苦戦。ブランクを感じさせる動きも度々見せると、ブチギレモードに入った鈴木からイスで滅多打ちにされた末に原爆固めでなげられて戦闘不能に…。最後は鈴木に定を卍固めで仕留められて勝利を譲った。すると試合後、鈴木とにらみ合いを展開…するかと思われたがバックを取られるとスリーパーで捕獲され、絞め落とされてその場で崩れ落ちた。

 試合後、コメントスペースで鈴川は「3WAYじゃなくてシングルが良かったね。大体、定アキラは『3S』(鈴川、鈴木、澤田敦士)じゃないでしょ。澤田は何やってるんだよ」と当初出場が予定されながら欠場した澤田に文句。「いいのもらっちゃったよ。一瞬飛んだ時があった。鈴木も澤田も気持ちわりいんだよ」と吐き捨てる。今後については「MMAでもプロレスでもやるよ。いつも通り練習してさ。試合に出て。頑張るよ」と再出発を誓った。

 一方で鈴川の動きに怒髪天の鈴木は「誰だよ、あのド素人。2回捕まったヤツでしょ? ゼロ。二度とプロレスのリングに上がってくるな」と激高だ。IGF出身の選手が揃い、セコンドにも将軍岡本がつく試合だったが「IGFの最終回じゃなくて、あのバカの最終回。上がってくるのも恥ずかしい。責任も持てねえヤツがリングに上がってくんなって。俺だって(試合後のコメントは)笑ってやりたかったけど、ああやってなめられたらムカつくんだよ」とこき下ろす。さらに「俺たちもダメだったけど、俺たちは練習をやってたから。アイツがバカにしていた練習を、俺たちはずっとやってきたから。だからアイツには仕事がねえけど、俺たちにはある。だからアイツは弱い。頭が悪い」と激怒していた。