大会直前に激震だ。格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 8」(24日、佐賀・SAGAアリーナ)に出場予定だったヴガール・ケラモフ(31=アゼルバイジャン)と、浜崎朱加(41)が欠場することが発表された。

 オンライン会見を16日に行った榊原信行CEO(60)は「ケラモフと(トゥラル)ラギモフ、両選手来日することが不可能という結論に至りました」と話した。アゼルバイジャンで同じチームで練習するケラモフとラギモフは、昨年11月のRIZINアゼルバイジャン大会の公開計量でトフィック・ムサエフ、メイマン・マメドフらと共に「フーリガン行為」(暴力的な行為)を行ったとして逮捕されたことが現地メディアで報じられていた。

 すでに被害者と和解が成立し釈放もされているが「アゼルバイジャン当局の最終的な手続きが完了するまで、出国は認めないというのが政府の結論になってしまった」(榊原CEO)ということで来日ができなくなった。

 榊原CEOは無念そうに「関係各所に働きかけて、なんとかしたいと最後の最後まで手を尽くしましたが、残念ながら断念せざるを得ないという状況なりました」。その上で、ケラモフに代わって今成正和が摩嶋一整と対戦することを発表。一方でラギモフと対戦予定だった田中半蔵も右腓腹筋損傷で欠場するため、試合自体がキャンセルとなった。

 さらに、フランスのクレア・ロペスと対戦予定だった前RIZINスーパーアトム級王者の浜崎朱加が、左尺骨骨幹部骨折で全治5か月となり欠場。代わりに大島沙緒里がロペスと対戦する。また、オープニングファイトに出場予定だった持田哲兵もケガで欠場し、代わりに堺龍平がRYOGAと対戦することも発表された。

 緊急出場が決まった今成は「急きょ声がかかって、試合をすることにしました。このタイミングで声がかかったのは、きっと足つぼ最強トーナメントに優勝したからだと思います。王者の名に恥じない試合をしたいと思います」、大島は「1週間前に出場する事が決まりました。浜崎選手の復帰をたくさんの方が待っていたのも事実ですし、私は朱加さんの代わりにはなれないですが、この試合は私の今後を左右する大事な試合です。必ず勝ちます」とコメントを発表。

 欠場する浜崎は「やっとケガからの復帰で試合ができることをとても楽しみにしてましたが、練習中にケガをしてしまいました。RIZIN関係者の方々、そして何より対戦相手のクレアロペス選手、試合を楽しみにしてくださっていたファンの皆さん、申し訳ありません。しっかりとケガを治して、次こそ完全復活できるように頑張ります! より強くなって戻って来ますので待っていてもらえたらうれしいです! 代わりにチームメートの大島が戦ってくれることになりました。大暴れしてくれる思うので楽しみにしてください」とした。