【カップめん評論家 taka :a 激推し!トレンド最前線】次々と新しい商品が登場しているカップめん業界。選ぶのに困ったらこのコーナー!
大人気ブロガーに、今月発売されたものの中から5品を推してもらいましょう。
【噂のアレンジを公式が再現!!】日清食品「カップヌードル 酸辣湯 ビッグ」(271円+税)
いつもの「カップヌードル」に「お酢」と「ラー油」ちょい足しで〝酸辣湯味〟にするとメチャうまい、という噂のアレンジをご存じでしょうか。実は日清食品の社員が数年前に考案した組み合わせで、カップヌードルを調理した後、お酢(小さじ1)とラー油(適量)を入れるだけの簡単なレシピなのですが、その味わいを再現したのが本商品。とはいえ満を持しての商品化、お酢とラー油を別添しただけの安易な仕上がりではありません。
残念ながら具材としてのエビは入っていませんが、えび粉末や魚介調味料を配合することで、きちんと抜けをサポートしつつ、酸辣湯らしい酸っぱ辛さで個性を表現。また具材にチンゲン菜やキクラゲを追加するなど、カップヌードルらしさと酸辣湯の魅力を見事に両立させた、クセになる味わいの一杯です。でも、原材料名に「酢」の文字は見当たらないんですよね…。
【マニア垂涎の胸熱展開!!】セブン-イレブン「明星 地域の名店 酒麺亭 潤 燕三条系醤油ラーメン」(278円+税)
酒麺亭 潤(しゅめんてい・じゅん)とは、新潟県燕市に本店を置く〝燕三条系〟の名店で、都内にも系列店を展開している潤グループの総本山。その統帥である松本店主が監修した本商品は、現在を遡ること13年以上、地域の名店シリーズの記念すべき第1弾を飾った「らーめん処 潤」の復活といっても過言ではないため、そういった意味でも感慨深い一杯なのですが…。
明星の極太めんブランド「麺神(めがみ)」を彷彿とさせる最新技術の高密度ノンフライめんに、たっぷりの背脂が浮かぶ煮干し強めの濃厚スープ、さらに存在感抜群の刻み玉ねぎと刻み海苔のアクセントが食べ手を最後まで飽きさせない、個性的かつ総合力の高い一杯に仕上がっていました。値段は税込み300円しますけど、安い安い。
【セブンの高コスパ商品、再び!】セブン―イレブン「マルちゃん 田中商店 辛オニ濃厚豚骨」(228円+税)
田中商店とは、2000年(平成12年)12月20日の創業以来、お店の看板では「博多長浜らーめん」を標榜していますが、くさい・かたい・うまいを信条に、久留米の伝統技法である〝呼び戻し〟を取り入れた、極上の豚骨ラーメンを提供している名店で、マニアも認める実力派。
そんな田中商店の店舗で人気のトッピング「赤オニ」をイメージして開発されたのが本商品で、もちろんデフォルメされている…というか、だいぶカップラーメンらしい方向に振り切った一杯なんですけれども、スナック的な油揚げめんに、硬派で濃厚な辛口とんこつスープ、さらに多めの挽肉とキクラゲのアクセントが楽しくて、カップラーメンだからこその魅力と名店のノウハウが見事に共存している、その代表的な成功例ともいえる一杯でした。昨年の同時期にも販売されていたので、2年連続のリリースになりますが、従来品よりも挽肉感がアップしております。
【Ramenグランプリ優勝、クサうまい久留米の味を再現】東洋水産「マジ盛 濃厚とんこつ久留米ラーメン」(278円+税)
Ramenグランプリとは、東洋水産×広告媒体×ご当店×ユーザー(消費者)による商品化企画で、本商品は2023―2024の「スープ飲み干したくなる部門」で優勝に輝いた「拉麺 久留米 本田商店」のエントリーを再現した一杯。企画についての詳細は長くなるため省きますけど、本田商店は伝統的な久留米とんこつラーメンを提供している人気店で、それをイメージした「マジ盛」の油揚げめんは前項の「田中商店」監修よろしく開き直ったようにスナック的ですし、ぶっちゃけ具材も充実した内容とはいえません。
しかし、特製スープを入れた途端、嗅覚をツンと刺激してくる〝くっちゃい〟ニオイがステータス。正直なところ、万人ウケするニオイではありません。でも、あえて人を選ぶ要素をフロントに立てた攻めの姿勢が印象に残ったので、そこを高く評価しての推薦です(念のため密室での喫食には気を付けてください)。
【煮干し好き必食!? 第4弾はニボニボ!】日清食品「日清ドロラ王 ドロ、ニボニボ、濃厚煮干」(438円+税)
ドロラ王とは、日清ラ王史上最高レベルに〝ドロドロ〟した極濃(ごくのう)スープがコンセプトのシリーズで、第4弾となる本商品は初の煮干し特化型をテーマにしているのですが、結論から申しますと節(かつお、さば等)の主張も強く、どうせやるなら煮干しに振り切れと。さらに438円(税別)という希望小売価格も見逃せないポイントで、鶏チャーシューは安っぽいサラダチキンみたいだし、コスパに優れた商品と評価することもできません。ただ、悔しいかな…おいしい。
なんでしょう、この負かされた感。いわゆる〝セメント系〟に期待していた場合、高確率で物足りなさを感じるハズなので、けっこう迷ったんですよ、ここで紹介していいものか。でも、悔しいかな(中略)ごはんとの相性もバッチリですし、魚介系のラーメンが好きなら試す価値ありです。
各商品の詳しいレビューはブログ「本日の一杯 Cupmen review blog-」参照。
※表示価格は発売時のメーカー希望小売価格です。スーパーなどでの販売価格は希望小売価格よりも安くなるケースが一般的ですが、コンビニでの販売価格はメーカー希望小売価格+8%を目安にしてください。






















